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ご支援への御礼と現在の状況について(令和6年能登半島地震)
謹啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、能登半島地震が発生して早いもので三か月余りが経過いたしました。この間、全国の皆様、海外から心温まるお見舞い金をいただき被災した蔵元に代わりまして心からお礼申し上げます。皆様からのご支援とご声援が蔵元に取り再建に向けた熱い思いに対して非常に心強く、大きな後押しとなっております。
これまでに国内・海外の皆様から頂戴いたしました義援金は、二千五百件を超え、総額で一億二千万円を超えるまでになっております。
改めまして厚くお礼申し上げます。
地震発生から三か月、この間、県外の蔵元さんの助けや県内の組合員の協力を得て「もろみ」や「原料米」の搬出に続き、瓦礫に埋まった貯蔵酒の搬出を進めてまいりました。また、被災した蔵元は、避難生活を続ける中で無事搬出した酒米を用い、仲間の酒蔵で、蔵元・蔵人の協力を得て、酒造りを開始するなど、「自社商品を絶やしてはいけない」、「応援して頂いている皆様に一本でも届けたい」との思いで、日々酒造りに打ち込んでおります。
しかしながら、被災地の現状を見ますと現在もなお主要な道路や上下水道などのライフラインの復旧が進まず、倒壊した酒蔵や住居の片付けもままならない状況にありますが、各蔵元は、全国の皆様方からいただいた温かいご支援と激励を糧に何とか日々再建に向けて奮闘しております。
皆様からいただきました見舞金につきましては、こうした現状を鑑みまして事業継続のための一時金として奥能登の蔵元に随時届けております。今後も皆様方のご芳志に沿うよう全額配分させていただく所存でございます。
まだまだ復興には長い時間を要しますが、全国・海外の皆様の温かいご支援に感謝するとともに、被災した蔵元の一刻も早い復旧・再建に向け、傘下の組合員相互に連帯し、一丸となって取り組む所存でございます。
皆様方には引き続き、ご支援・ご声援を賜わりますようお願い申し上げます。
謹白
令和六年四月一日
石川県酒造組合連合会
会長 車多 一成
鳳珠酒造組合
組合長 櫻田博克