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ご支援への御礼と現在の状況について(令和6年能登半島地震)
謹啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、能登半島地震が発生して早いもので半年が経過いたしました。この間、国内・海外の皆様から頂戴いたしました義援金は、三千件、総額で二億円を超えるまでになっております。
被災した蔵元に代わりまして心からお礼申し上げます。皆様からのご支援とご声援が蔵元に取り再建に向けた熱い思いに対して非常に心強く、大きな後押しとなっております。改めまして厚くお礼申し上げます。
地震発生から六か月、これまでに県外の蔵元さんの助けや県内の組合員の協力を得て「もろみ」や「原料米」の救出に続き、瓦礫に埋まった貯蔵酒の救出を進めてまいりました。被災した蔵元は、避難生活を続ける中で救出した酒米を用い、仲間の酒蔵で、蔵元・蔵人の助けを得て、「自社商品を絶やしてはいけない、応援して頂いている皆様に一本でも届けたい」との思いで、日々酒造りに邁進し、ようやく商品化にこぎつけて、皆様にお届けすることができるようになりました。
しかしながら、被災地の現状を見ますと現在もなおライフラインの復旧が思うように進んでいない状況です。倒壊した酒蔵や住居の片付けは、ようやく珠洲市の櫻田酒造の倒壊した建物の解体・撤去が終了し、能登町の松波酒造の解体撤去が始まりました。しかしながら、他の蔵の解体・撤去はまだ見通しさえ立っていない状況です。
このような現状ですが、各蔵元は、全国の皆様方からいただいた温かいご支援と激励を糧に何とか再建に向けて日々奮闘しております。
皆様から頂戴いたしました見舞金は、一月以降、事業継続のための一時金として被災した奥能登の蔵元に届けております。今後も皆様方のご芳志に沿うよう全額配分させていただく所存でございます。
まだまだ復興には長い時間を要しますが、全国・海外の皆様の温かいご支援に感謝するとともに、被災した蔵元の一刻も早い復旧・再建に向け、傘下の組合員相互に連帯し、一丸となって取り組む所存でございます。皆様方には引き続き、ご支援・ご声援を賜わりますようお願い申し上げます。
謹白
令和六年七月二日
石川県酒造組合連合会
会長 車多 一成
鳳珠酒造組合
組合長 櫻田博克