新着情報
ご支援への御礼と現在の状況について(令和6年能登半島地震)
謹啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、能登半島地震が発生して早いもので九か月が経過いたしました。この間、国内・海外の皆様からたくさんの義援金を届けていただきました。
被災した蔵元に代わりまして心からお礼申し上げます。皆様からのご支援とご声援が蔵元に取り再建に向けた熱い思いに対して非常に心強く、大きな後押しとなっております。改めまして厚くお礼申し上げます。
地震発生から九か月、これまでに県外の蔵元さんの助けや県内の組合員の協力を得て救出した「原料米」を使用した酒造り、救出した貯蔵酒の加工、びん詰作業を終えてようやく商品化することができるようになり、皆様にお届けすることができるようになりました。これも被災した蔵元が避難生活を続ける中で、「自社商品を絶やしてはいけない、応援して頂いている皆様に一本でも届けたい」との思いが実を結んだものと私ども組合員も喜んでおります。
被災地の現状を見ますと倒壊した酒蔵や住居の片付けは、ようやく珠洲市の櫻田酒造(初桜・大慶)と能登町の松波酒造(大江山)の倒壊した建物の解体・撤去が終了し、能登町の鶴野酒造店(谷泉)の解体撤去が始まっております。しかしながら、九月二十一日の集中豪雨により大規模な崖崩れ、道路の崩落、家屋の流出など、再度、奥能登全域に大きな被害が発生しました。地震からの復旧に向けた取り組みが始まった矢先、追い打ちをかけるような出来事で復旧・復興に向けた作業は大幅に遅れる状況となっております。
このような現状ですが、各蔵元は、全国の皆様方からいただいた温かいご支援と激励を糧に何とか再建に向けて日々奮闘しております。
皆様から頂戴いたしました見舞金は、一月以降定期的に、事業資金の一助として被災した奥能登の蔵元に届けており、今後も皆様方のご芳志に沿うよう全額配分させていただく所存でございます。
まだまだ復興には長い時間を要しますが、全国・海外の皆様の温かいご支援に感謝するとともに、被災した蔵元の一刻も早い復旧・再建に向け、傘下の組合員相互に連帯し、一丸となって取り組む所存でございます。皆様方には引き続き、ご支援・ご声援を賜わりますようお願い申し上げます。
謹白
令和六年十月一日
石川県酒造組合連合会
会長 車多 一成
鳳珠酒造組合
組合長 櫻田博克