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ご支援への御礼と現在の状況について(令和6年能登半島地震)
謹啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
能登半島地震が発生して早いもので一年四か月が過ぎようとしております。この間、国内・海外の皆様からたくさんの義援金を届けていただいております。皆様からの心温まるご支援とご声援が蔵元の再建に向けた熱い思いに対して非常に心強く、大きな後押しとなっております。被災した蔵元に代わりまして心からお礼申し上げます。
さて、被災地能登の現状は、道路などのライフラインの復旧・復興にはまだまだ長い時間がかかりそうです。
被災した酒蔵もようやく全半壊した蔵や住居の解体撤去がほぼ完了しましたが蔵の再建も長い時間を要することになりそうです。
このような状況の中で、大きな被害を受けた酒蔵のうち、昨年から珠洲市の宗玄酒造(宗玄)と能登町の数馬酒造(竹葉)が残った設備を使って何とか製造再開にこぎつけております。また、この三月には、改修工事が一部終了した輪島市の白藤酒造店(能登の白菊)がようやく製造を開始いたしました。
このほかの全壊した、珠洲市の櫻田酒造(初桜)と能登町の松波酒造(大江山)、鶴野酒造店( 谷泉)、輪島市の中島酒造店(末廣)、日吉酒造(白駒)、同じく清水酒造店(能登誉)は、白山市、小松市、野々市市、金沢市内の組合員の支援を受け委託製造、共同醸造を行っております。各蔵元は、それぞれの「能登のこだわりの酒」を絶やさないとの思いで、仲間の手を借りながら製造、商品の出荷や新たな取引先の開拓など、地元を離れつつ、全国の皆様方からいただいた温かいご支援と激励を糧に何とか再建に向けて日々奮闘しております。
まだまだ復興には長い時間を要しますが、被災した蔵元の一刻も早い復旧再建に向け、石川県酒造組合連合会傘下の組合員が相互に連帯・協力し一丸となって取り組む所存でございますので、引き続き、全国・海外の皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
結びに、皆々様のご健勝とご活躍を心よりご祈念申し上げます。
謹白
令和七年四月十日
石川県酒造組合連合会
会長 車多 一成
鳳珠酒造組合
組合長 櫻田博克